ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階 (ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins), 山岡 洋一) (日経BP社)
商品データ
| 商品名: | ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階 |
|---|---|
| 著者: | ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins)(著), 山岡 洋一(翻訳) |
| 発売元: | 日経BP社 |
| レーベル: | 日経BP社 |
| スタジオ: | 日経BP社 |
| メーカー: | 日経BP社 |
| メディア: | 単行本 |
| 発売日: | 2010-07-22 |
| ページ数: | 316 |
| パッケージ: | 535×126×748 |
| ASIN: | 4822248178 |
| 定価: | ¥ 2,310 |
| 新品価格: | ¥ 2,310 |
| 中古価格: | ¥ 1,890 |
| おすすめ度: | ![]() |
| カテゴリー: |
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お客様の声(カスタマーレビュー)
ついに出た!本当のシリーズ続編第3弾 (2010-09-05)
おすすめ度: 
ビジネス本のなかでも売れに売れ、私も大好きなシリーズですが、ようやく、本家ジェームス・ポラス氏による続編が発売されました。(この間、「ビジョナリー」と名前だけつけた関連本がいかに多かったか…)
1で永遠に偉大である企業を、2で良好から偉大に転換する企業を、それぞれ膨大な資料とインタビューに基づく分析からその要因を抽出してみせた著者が、第3弾では偉大から凡庸に転落する企業を分析してみせます。
内容は、衰退の経緯を5段階に分け、どの企業もその5段階を経て転落に至る、というもの。研究段階でリーマンショックが発生、それを機に衰退した大企業の実例もあり、いっそうの説得力をもたせているようです。
しかも、好感がもてるのは、最後に、5段階の途中まで経過しながらも、最後の最後で衰退から復活した事例を紹介している点。そこには「決して屈服するな、戦術を変える意思は必要だが、基本目的をあきらめてはいけない」というメッセージが込められています。これは、1、2にも共通するシリーズ全体のメッセージのように感じます。
ちなみに全体の4割が付録と原注にあてられています。価格から考えると損した気になるかもしれませんが、付録には1、2のサマリーが記載されているので、それなりの価値はあるかと思います。
ビジネス本としては本年度トップクラスに入る内容と評価します。
回復への道は健全な経営慣行と厳格な戦略思考に戻ることである (2010-09-03)
おすすめ度: 
二匹(三匹?)めのどじょう、凡庸、ケースが古い、あと付けだ、などネガティブなレビューが散見されます。しかしその点を指摘することは本書の正しい読み方とはいい難いように思います。本書はケース分析をしている研究書ではなく、株式運用成績や当時の経済記事(今の経済記事をレファレンスしていれば確かにあと付けですが)などを元にメタ解析を行い、過去偉大であったにもかかわらず転落していった企業を抽出しています。つまりケースが古いという意見は、メタ解析のデータに対しては的外れな指摘となるでしょう。
本書は経営を科学した、いわゆる学術書に位置づけられる書籍ですが、これを経営How to 本として読んでしまうとその価値の半分も理解できません。すぐに答えを知りたいのであれば巷の経営指南書を買い求めればよいと思います。
では学者ではない我々ビジネス・パーソンは本書を読んで何を吸収できるのでしょうか。実務者としては、コリンズ先生の導き出した法則を自分の環境に相関させて、ここで語られる教訓を理解する必要があると思います。それには読み手が自分の環境に置き換える、応用力、発想力が必要になってくるのだと思います。他のレビューにもありましたが、企業の衰退の法則はビジネス・パーソン個人の衰退の法則にリンクしていると捕らえました。自分のキャリアが衰退に向かっていないか、どうすれば転落から反転できるかというヒントがもらえるという点でも参考になりました。
シリーズ秀逸 (2010-09-02)
おすすめ度: 
これまでのビジョナリーシリーズの中では一番よいのでは。
前作までのエッセンスも盛り込まれており、一読必須。
企業などが滅びる理由が分かります (2010-08-28)
おすすめ度: 
ケースのサンプル数が少ないのは気になりますが、5段階の企業が衰退するステージを分かりやすく定義しています。 これは企業以外にも人にも当てはまる事項です。
1.成功から生まれる傲慢
2.拡大路線
3.リスク問題の否認
4.一発逆転にかける
5,転落か消滅
と誰もが陥りやすい罠を紹介しています。危ない会社、危ない個人はこのような傾向があるのではと思います。
結局偉大な企業とはなんなのか? (2010-08-23)
おすすめ度: 
1995年に発売された「ビジョナリ―カンパニー」で利益優先というより長きにわたって継続する優良企業に共通の特性をあげ、2001年の「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 」では飛躍的な成長を達成する偉大な企業の特性要因を明らかにし、そして今回本書では、偉大な企業であったにも関わらず衰退する企業の共通要因をわかりやすく簡潔にまとめています。
成功要因は100社あれば100通りの要因があるが、失敗要因はほぼ共通であるということはよく言われる話ですが、この3つのシリーズを読むと結局偉大な企業であり続けることは非常に難しいということが結論かと突っ込みたくなります。
もともと「ビジョナリ―カンパニー」シリーズの3冊の原題はそれぞれ違うタイトルであることをみると著者の意図としては別々の論点で書かれたものと考えることができ、日本において非常に評価が高かった前作までのシリーズタイトルをつけることによる営業的な意図は感じられます。
論点を本筋に戻すと、偉大な企業が衰退する要因として多くの企業が5段階「成功から生まれる傲慢」「規律なき拡大路線」「リスクと問題の否認」「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」の道筋を必ずたどるという概念を整理してまとめられていることは非常に分かりやすく、さすがコリンズの著作だと思います。
本書が一連のシリーズ完結編(日本だけ?)と考えると結局企業は「確固たる理念による経営」によって業績が上がり、「理念の浸透」により偉大な企業になるが必ず危機を迎える場面があり、その危機の時に本書の5段階を避けることにより元の偉大な企業に戻れる可能性があるとまとめることだできます。
シリーズ全体を通すと突っ込みたくなるところはありますが、名著であることはまちがいないと思います。









